■イベント情報■「花岡錬三郎の事件簿〜奪われたお宝をみつけだせ〜」解決篇その2


錬三郎と隆士、湯元の3人は謎の暗号を見ている。
「ほうほうほうほう。わしに恨みでもあるのかのう。こやつは?」
錬三郎はニヤリとしながら言った。さらに話を続ける。
「初歩的な誘導じゃな、こんな事を考えるのはあいつぐらいのもんじゃな。
しかし、ここにおるわけなかろうに。。はて、一体どういうことじゃろう?」
不思議そうに隆士はたずねる
「もう、暗号がわかったのですか?犯人も?」
錬三郎は答えた
「そりゃそりゃ、すぐにわかったわい。じゃが少しやることがあるから。わしはでかけてくるぞ。後は勝手にやっておけ!」
そう言って錬三郎は部屋を出て行った。
「はっ。はー。」
隆士は力ない声で答えた。

妖子と渥人の2人も暗号について考えていた。
「一体誰がこんなこと??お宝っていったい??」
妖子は言う。
「妖子姐これ、あわせていくと
 レ ン ザ ブ ロ ウ?? 錬三郎!!」
渥人は得意げな顔をしている。
ちょっと悔しそうに妖子は
「私だって、そうじゃないかなーって思ってたもん!怪しいと思ってたんだよアイツ。」
「じゃあ捕まえないとね!!」
嬉しそうに渥人が言った。

暗闇の雪の中ザッザッと足音がする。
遠くで何かが光を放っている。
その光の方向に足音は向かっていた。
「まさかまたここにくることになるとはのー。」
ため息をつきながら錬三郎はつぶやいた。
5.6歳の男の子と女の子が、森の影から現れた。
「あっ。錬三郎さん、100年ぶりですね。」
にこにこしながら男の子は言った。
不機嫌そうに女の子は言う。
「相変わらずモサイはねー。」
「相変わらず態度の悪いガキどもじゃのー。」
錬三郎は苦笑いしながら言った。
「一つ聞きたいことがあるんじゃが。」
男の子がいう
「あの人の事でらっしゃいますね。」
悪態をつく女の子
「全くこの甲斐性なしが!」
急に真剣な顔で錬三郎が尋ねた。
「お前たちなら知ってると思ってな、座敷童子のおまえらならな。。。」
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