■イベント情報■エピロローグ 「真 雲の助城」

エピロローグ
3ヵ月後 
4月27日
錬三郎と隆士・美冬は古堰の前にたっている。
「ほら飲めい。欲しがってた、甘酒をもってきたぞ。」
そういって錬三郎はコップについだ甘酒を古堰にかけた。
「これでわしの役目も終わりじゃ、100年後もお前の事を皆忘れておらんで、
感謝もしておるぞ。」
「ありがとうございます。」
隆士と美冬が頭を下げお礼を言った。
「半人さんや、気分はどうじゃ?わしのせいでご先祖さんがあんたにも色々迷惑かけたのー」
錬三郎が美冬に頭をさげた。
「ご先祖様が僕に乗り移っていたんですね。錬三郎さん僕の役目はまだ、終わってませんよ。宝をみつけます。錬三郎さんが作った謎も解いてみせますよ。」
美冬が笑いながら言った。
「まさか、あの地図錬三郎おじさんが作ったものだったなんて。やはり
 宝の伝説はうそなんですかね。」
隆士が残念そうに言った。
「宝の地図か、それならわしがあずかっとる!」
というと、錬三郎は汚いバッグから巻物をだした。
「あの座敷童子の小僧どもに渡されたんじゃ、見事役目を果たせたお礼じゃと。早速わしらも真実の雲の助城のお宝をみつけるとするか!」
2011年4月23日からの新企画
「真 雲の助城 〜お宝はそこにある〜」につづく。。。。
真雲の助城ポスター_blog.jpg
参考 平成4年 菱野誌
イラスト協力 まいこ  
登場する人物・場所・物語は菱野の民話などを参考にしたフィクションです。

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