大人も子供も
ワクワクする登山電車。
展望露天風呂「雲の助」へ向かう登山電車を詳しく紹介します。
登山電車乗り場のインフォメーション。緑色のランプが点灯していたら運転可能です。
ドアは「自動」じゃなくて「手動」。手で開けてください。
乗車定員は6名です。定員を守ってご乗車ください。
発車ボタンを押して出発。すべてのドアが閉まっていないと動きません。
1分30秒の短い旅をお楽しみください。
乗り場にお子様用の運転手さんの衣装をご用意。
出発して間もなく環境にやさしい薪ボイラーがみえてきます。
現在は停車しませんが、その昔彩雲亭に荷物を運んだ名残の第一中間駅です。
登山電車すれ違い近くに大きな欅(けやき)の木がみえます。
上から降りてくる電車と下から登る電車が中間地点ですれ違います。
その昔停車していた第二中間駅。いずれ活用するつもりだったようですが、結局何にも利用されませんでした。
そろそろ、山頂にある絶景露天風呂「雲の助」がみえてきます。
展望露天風呂「雲の助」のある山頂駅に到着。この間1分30秒です。
登山電車を作ったのが安全索道さん。
小さな自家用ケーブルカーですがすれ違いがあります。しかし、制御やら線路やら色々大変なので、安全索道さんもすれ違いはもう作らないと申していました。
雲の助の全長は130m。東海道新幹線1編成の1/3よりも短いです。
高低差は50m弱。これだけ登るだけで景色が全く変わります。
登山電車を動かす心臓部がこの中です。
登山電車を動かす三菱製の電気モーターです。
今ならインバーターを使うのですが、昔ながらの抵抗器で減速させます。
4ビットマイコンで十分動かせる回路なんですが、故障した際の視認性など考慮してなんとリレースイッチで電流制御をしています。
電車車内への電源供給ではなくて、発車信号、ドアの開閉確認をするためのパンタグラフです。
ケーブル1本でも問題ないそうですが、念のため2本のワイヤーで支えています。
何かのトラブルで電車が暴走した際に電源を落とすための過巻スイッチです。
万が一のトラブルに備えて山頂駅、山麓駅それぞれにストッパーです。
ワイヤーは3年に1回程度の交換となります。